07.02.28《更新制度、金利は生徒負担 》
「駅前留学」の英会話学校NOVA(大阪市)がレッスンの中途解約の際、受講者への払戻金額を少なく計算するなどしていた問題で、経済産業省と東京都は2月14日、同社への立ち入り検査を実施した。さらに、16日、甘利明経済産業大臣は「NOVA問題(英会話レッスン契約の中途解約に応じなかったり、事前にその説明をしていなかった)では同業他社も注視したい」と発言した。
これに関連して、同業他社にもちょっと問題があると思われることがあるのでお伝えしたい。英会話の株式会社ジオスの半年前更新にも問題があると思う。記者は大して勉強もせずに(半分以上趣味で)英会話学校に10年も通っていた。最初はジオスに5年、後半はNOVAに5年。ジオスからNOVAに移ったのは更新契約でもめたからである。
10年前の更新手続きは終了の1−2カ月前だった。しかし毎年3カ月前から半年前と段々と早くなっていった。半年前更新の場合、1年契約すると最大1年半後の授業料まで払っていることになる。1〜2年目はそれが事務員さんの仕事なのだろうとあまり深く考えずに更新契約していたが、1年半先まで果たして学校が存続しているのかと考えたらちょっと不安になってきた。
当時バブル崩壊後の企業倒産が続いていて、なおさらその不安がつのったものだ。そこである年、事前更新をお断りした。更新を断ると期限切れになるまで何度でも営業トークが続いた。最初は適当に受け流していたが、途中で聞きなれない言葉が耳に付いた。「スキップサービス」。確認してみるとこれが不可解な内容だった。
ジオスの更新を半年前にした場合、ローンの支払いは実際クラスの開始する契約の半年後に始まるが、信販会社からジオスの入金は契約時点でされており、最初の支払日までの利息は利用者負担になっていたのだ。半年間の利息は全体の金額からしたら僅かだし、ローン返済額とごちゃ混ぜにされると素人には全く分からない。「スキップサービス」はなんてことはない、ジオスという会社の資金繰りに協力させられていただけのことである。
当時、関東本部の責任者だという女性から後日電話説明を受けたが、それも当を得ないものであった。会社としてはそういう決まりになっているとか、半年前にお金を払ってもらえればクラス(の席)を優先的に確保して差し上げますと繰り返すばかり。そもそも、半年前に外国人教師の手配がしてあるのか自体疑問であるのに。
会社としては生徒に不利になるのを承知でやっているようであった。ちなみにこの半年前更新は現在でも続いている。【了】
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パブリック・ジャーナリスト 大西 眞一【山梨県】
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